イギリスの言語療法士、サリーウォードさんの本。
家事、また人によっては仕事に追われながら、子供と毎日向き合うのはなかなか大変なもの。
そんな忙しい生活の中でも、毎日、たった30分だけでもいいから、意識して語りかけの時間を持つことで、子供の発達、特に言葉の発達に、とても良い影響を与える、というのがコンセプト。
0歳〜4歳まで、年齢/月齢ごとに、発達の目安、また具体的にどういう語りかけをしていけばいいかが、詳しく載っています。
逆に、間違った語りかけをすることでマイナスの影響が出てしまった子供の事例も多く載っています。
例えば、子供の言葉や発音の間違いを、親が言い直すこと。
ある年齢になれば、言い間違い、発音は、自然になくなりますが、早い時期に親がやっきになって直そうとすると、子供は、「自分がしゃべってる言葉は間違ってるんだ」と自分に自信をなくして、段々しゃべらなくなるそうです。
他には、親が子供に話しかけてばかりで、子供に話す機会を与えてあげないと、かえって、言葉の発達が遅れる、など。
全部一度に読むというよりも、自分の子供の月齢/年齢に合った箇所を拾い読みして、自分の育児を振り返るのに使えます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿