2017年7月21日金曜日

アイデンティティと友達

日本滞在中の娘の「アメリカ帰りたい」発言以来、娘のアイデンティティについて考える機会が増えました。

その一つ、娘のお友達について。

3歳ぐらいから、学校のお友達とプレイデートしたり家を行き来したりなど子供同士での交流が出てきて、特に仲の良いお友達を見てみると、下記のパターンの子が多いことに気づきました。

・子供は白人アメリカ人だけど、お父さんは白人アメリカ人でお母さんはアジア系
・子供は白人アメリカ人だけど、親はアメリカ人でなくヨーロッパからの移民
・子供はアジア系アメリカ人で、両親ともにアジア系移民
・子供はラテン系アメリカ人で、両親ともにラテン系の移民
・子供も両親も白人アメリカ人だけど、家では英語以外の言語をしゃべっている

子供も親もアメリカ人かつ家庭でしゃべってる言語が英語、という子で、そこまで仲良しの子はいません。

これはつまり、子供同士の気の合う・合わないは、家庭環境が似てる・似てない、が大きいのでは、と思いました。

我が家の家庭環境は、

・人種はアジア系
・家で英語以外をしゃべっている
・親は移民で子供はファーストジェネレーション

なので、これと何かしら共通点がある子と話が合いやすいのかな、と。

日本生まれ日本育ちの自分であっても、やはり、自分と同じ環境・何かしら似てるところがある人と友達になりやすいもの。
日本にいると、みんな見た目は日本人で日本語をしゃべるから、こういう違いについて意識することって少ないけど、人種もバックグラウンドも言語も異なるベイエリアにいると、顕著に出るんだなあ、と。

色んな子と仲良くなってほしいとは思うけど、それを決めるのは娘ちゃん。
娘ちゃんが通う予定の小学校は、白人アメリカ人が多いので、その中でどう娘ちゃんのアイデンティティが形成され、お友達ができていくのか、母は心配なところ。
地元でのイベントやスポーツチームへの参加を通して、人種やバックグラウンド以外の共通点もできるようになるといいなと思ってます。


三歳の息子も、少しづつ、特に仲が良いというお友達ができてきたけど、やはり仲良くなる子は、娘と同じ傾向のよう。
で、ちょっと話がずれるけど、その中で、猛アプローチをかけられてる女の子が、イギリス人のアリスちゃん。

誕生日に絶対来てと言われたものの、息子熱出していけず。
先日の教室見学では、アリスちゃんのたっての願いで「息子君と踊りたい!」。
でも、同じ年齢なのに、息子より一回りでかいアリスちゃんに引きずられるような格好になっていた息子。
「アリスちゃん好き?」と聞いたら、「嫌い、だって鼻水つけるんだもん」。

三歳児の複雑な恋愛事情です。


三か月の僕ちゃんはまだよくわからなーい。
顔が上がるようになったよ。

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