さてある日のこと。
弁護士さんから連絡をもらいました。
「グリーンカードの処理がすごい勢いで進んでる。すでに今年の4月に申し込みした人の処理に入ってる。だからあなたのグリーンカードも来年には発行されるのでは」
ほえ?んなわけないでしょ。ここ10年以上、ずっと同じ状況だったんだから。
お願いしているシアトルの弁護士さん、今までのやりとりを通してあまり信用できなくなっており、また変なこと言い出したよこの人、と深く考えない。
でもちょっと気になって、USCIS(US Citizenship and Immigration Services)のホームページを見てみた。
ん?なぜだか発行までの時間が6ヶ月になっている。今までは5年だったのに。
USCISに電話してみると、「いつ頃発行されるかはtravel state governmentのホームページを見てくれ」と言われて、アドレスを教えられる。
サイトからたどったファイルをみてみると、何年何月に、いつ申し込まれたアプリケーションを処理してますよ〜という情報が確認できます。
http://www.travel.state.gov/pdf/Cut-off_Dates_worldwide_online.pdf私は配偶者によるGCなのでF2Aというカテゴリー。それを見てみると。。
あれ、確かに、今月10月は今年の4月に申し込んだ人を処理しておる。
過去の月を見てみると、今年の1月の時点でやっとこさ2006年の1月に申し込んだ人がプロセスされている。去年の10月にいたっては2004年に申し込んだ人。
今年の5月頃から急に処理が加速されているのは間違いないみたい。
これが今月だけだったらプリントミスで片付けられるけど、数ヶ月続いておる。
これに従うと、年内には私のアプリケーションがプロセスされる?
本当かいな?
という感想が正直。
だって今まで一度もこんな状況見た事ないし、5年かかってやっと取りましたって話ししか聞いたことなかったし。
色々記事をあさると、アメリカ大不況のせいで、グリーンカードを放棄して自分の国に帰った人が多く、特に家族として申し込んでてなかなか順番が来ないから諦めて帰った人が去年だけで一万人以上。
そんなわけで、一気に順番が回ってくることになったのでした。
あまりに突然の状況変化で、びっくりどうしようって感じだったのですが、冷静に考えれば、もうビザの心配をしないで良い、ドラクエ好きなだけやっても良い、という、とても嬉しい状況になったことがわかり、一気に気持ちが緩みました。
もちろんまだ発行手続きに入っていないので、それまでは自力でビザ保持の必要があり、学校をちゃんと終わらせてOPT期間に入る必要があります。なのであと1〜2ヶ月は気が抜けない感じですが。
今まではGC申請中で下りるのは5年後というと、「どっかあればいいですけどね〜」「やっぱりビザ持ちの人優先ですからね〜」と完全に上から目線だった就職エージェントが、急にお仕事を次々と紹介してくるようになりました。
エ:「サンノゼで非常に良いお仕事が。。」
Machi:「遠いので無理です」
エ:「サンタクララのお仕事が。。」
Machi:「遠いので無理です」
エ:「バーリンゲームのお仕事が。。」
Machi:「いや、もう今はいいです」
エ:「じゃあ家から通えるサンフランシスコで探しますので!」
Machi:「。。。」
労働ビザがあるってだけでのこの態度の急変ぶり。。。
とりあえず、ビザ問題が解決するなら、慌てて仕事を探す必要もないので、一旦全てのエージェントと連絡を絶つことにしました。
彼らもお仕事で紹介業をしている以上、仕方のない変化ではあるのですが。。
来年の2月のOPTから無理してフルタイムで働き続けないでも、GC下りるまでのつなぎとしてボランティア程度でしのごうかな、とか、気分はしばらくお休みしたいモードになっております。