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2016年6月13日月曜日

ファーストラングエッジとプライマリーラングエッジ

5歳の娘、2歳半の息子、二人とも、生後六か月から現地の保育園に月~金、9:00-18:00通っていて、そこでは英語。家では、日本語で語りかけ。

娘は、家での語りかけを頑張ったこともあり、しばらく日本語が強く、一時期は英語を心配するほどでした。
が、4歳過ぎてから英語がものすごく上達し、5歳になる今気づいたら、英語は正しい文法・単語を使って話せるのに対して、日本語は文法の順序がめちゃくちゃだったり英単語が交じるようになってしまいました。とっさに出てくる言葉も英語が多くなってしまってます。
昨日、「英語と日本語、どっちがしゃべるのが楽?」って聞いたら、「英語」と言っていた。。

息子は、娘より家での語り掛けが少なかったことと、通ってた保育園がMixed Age(異なる年齢の子供が同じクラスにいる)で、大きいお姉さんお兄さんが沢山英語でしゃべりかけたたため、英語ばっかりしゃべるようになってしまった。
日本語がなかなか出てこなく心配してましたが、去年の年末日本に一時帰国し、周りが日本語をしゃべってるのを見てから、急に私と夫には日本語でしゃべるようになりました。
今もとっさに出てくるのは英語だし、周りが英語だとすぐ英語になってしまいますが、少なくとも、日本語、英語で切り替えられるようになりました。

娘と息子が遊んでいると、当然英語になります。
今年の初めから、娘と息子を同じ幼稚園に通わせることになり、そこで英語で一緒に遊ぶ習慣がついてしまったよう。



さてここで問題。
ファーストラングエッジの定義は何でしょう?


私はずっと、ファーストラングエッジ=ネイティブスピーカーとしてしゃべれる言語、日常一番使い慣れてる言語、だと思ってました。自分のケースで言えば、ファーストラングエッジは日本語、セカンドラングエッジは英語、ですしね。

が、元同僚のベトナム系アメリカ人、香港系アメリカ人の子と話していて、自分は、ファーストラングエッジとプライマリーラングエッジ、を混同してると知りました。
アメリカでは、ファーストラングエッジ=子供が生まれて最初に覚えた言語、プライマリーラングエッジ=日常使う言葉・その子が一番使い慣れている言語、で、移民の子のほとんどは、ファーストラングエッジとプライマリーラングエッジが異なるとのこと。
移民の子は、産まれてすぐは親の出身国の言語(中国語、スペイン語、ロシア語、フランス語、日本語、等々、、)をしゃべりだすので、ファーストラングエッジは親の出身国の言語、また、最も強い言語プライマリーラングエッジも親の出身国の言語になります。
これが、学校に通いだすと英語を使う時間が圧倒的に増え、次第に、プライマリーラングエッジが親の出身国の言語から英語にシフトしていきます。
このシフトが、幼稚園で起こる子もいれば、小学校入学時はまだ英語が弱くESLのクラスを取り、小学校高学年で英語がプライマリーラングエッジにシフトする子もいるそうです。

日本で生まれ育ってると、ファーストラングエッジもプライマリーラングエッジも日本語の人がほとんどなので、プライマリーラングエッジという言葉があることも知らなかったです。
移民が多いカリフォルニアならではですね。


さて、我が家のバイリンガル教育。
子供二人とも、プライマリーラングエッジが英語になってしまったため、どう日本語を今後維持していくかが課題。
夫の日本語もかなりへんてこなので、私が頑張って正しい日本語をしゃべって教えていくしかないですが、、、
私個人としては、英語が未だに苦手で、自分の英語強化の方をむしろ頑張りたいのだけど。。。。。


プールセットアップ中でも英語。。。



2013年11月5日火曜日

バイリンガルについて

本日は、バイリンガルについて、自分の集めた情報とか感想とか、つれづれ書きます。



もうすぐ2歳5ヶ月娘ちゃん。

最近は、日本語と英語の使い分けができるようになってきました。

単語はまだ混じるけど、フレーズは、だいぶ使い分けているよう。


家では日本語のフレーズしか話さなくなり、プリスクールにお迎えに行った時は先生やお友達に英語で話していたので、2種類の言葉があるんだという認識ができたようです。


例えば、「ママ、これ何?」と、物や本の中のものを指して質問ばっかりされるのですが、プリスクールでは先生に「What's this?」と聞いてました。
家でも一度、「ママ、what's this?」と聞いてきたことがあり、私が答えないでいると自分から「これ何?」と訂正してました。


他にも、今までお気に入りだったフレーズ「I want this one!」は家では言わなくなり、かわりに「アイス食べたい」「ジュース飲みたい」と、日本語のフレーズを言うように。


6歳までの子供が2カ国語同時に学ぶ場合、鉄則は、言葉を教える側は、一人一言語しかしゃべらないようにすることで、親がたまに日本語、たまに英語、というのは絶対NGだそうです。
理由として、子供の脳は、大人がしゃべっている言葉を蓄積しながらその言葉のルールや成り立ちを解析していき、ある程度情報量がたまり解析された時点で、今度は脳が自動的に文法を組み立てられるようになる、つまり、言葉を発するようになる、そうなのです。
だから、一カ国語だけの子より、二カ国語を分析しなくてはいけない子の方がしゃべり出すのに時間がかかるし、同じ人が2カ国語混ぜてしゃべりかけると、2カ国語合わせて脳が分析をしてしまい、混乱してしまうのだとか。
母国語の習得はこのプロセスで行われる、というのが最近の言語学では常識だそうで、cognitive processと呼ばれるそうです。




6歳までは、どんな言語でも同時に何カ国語であっても、このcognitive processで母国語として習得可能、それ以降はどんなに勉強しても第二外国語としてしか習得できない、つまり、文法を意識しないでその言語を操る事はできない、のだそうです。


結構前の記事だけど、一時期話題になった「バイリンガルの脳はモノリンガルよりパワフル」。
www.bbc.co.uk/news/health-17892521
プラス、最近の脳科学では、人間の脳は3歳までに60%ができて、6歳までに残りの30%ができて、11歳までには残りの10%ができる、それ以降は脳は大きく変化しない、というのがわかってきたそうな。

つまり、、、、
多少言葉の遅れがあっても、脳が大きく変化する3歳までの時期に、バイリンガル教育を始めた方が良い、ということかな?
6歳までであってもまだ間に合う。
が、もうそれ以降になると、cognitive processも起きないし、脳もできあがってるし、言語習得は大変難しくなると。。


Machiは、この先、一生アメリカにいても、ネイティブのような英語を話すのは不可能ということですね。悲しいねえ。。。




移民の多いカリフォルニアでは、英語しか話さない家庭は半数程度で、バイリンガル、トリリンガルが当たり前。
そのおかげで、私が娘ちゃんに日本語で話しかけてても変な顔をする人はいないし、2カ国語学んでいると小さい頃は言葉が遅れるのは当たり前と思ってくれる親や先生ばかりで、特に嫌な思いをしたことはありません。


が、同じアメリカでも、これが東海岸になると、子供の英語の習得が遅いからスピーチセラピストをつけろと言われたり、家でも英語を話すように指導されたりするそうです。


小学校〜高校までの教育レベルでいうと、やっぱり西より東だけど、バイリンガル教育の事を考えると、カリフォルニアから、移動したくないなあ。。。